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祝! 寛解後5年で無事に 『完治』

寛解診断を頂いた2010年6月21日から丸5年が経過した2015年6月25日に、待ちに待った『完治(治癒)』の診断を頂きました。
最終検査は、腹部CTと血液検査でした。直近の経過観察の結果から考えれば、突然再発などという結果になる事はないと思っていましたが、もしも悪い結果が出れば5年間の苦労が水の泡ですので気分は良くありません。検査後約2時間待ち、診察室に入るやいなや担当の医師から『おめでとうございます!』と言われてやっと心の緊張が解けました。

『治癒(完治)』になると今までとは何が違うのか?をお聞きすると、以下の違いがある事をご説明頂きました。
 ① 悪性リンパ腫の経過観察期間は終わった為、健康な人になった。
 ② 今後悪性リンパ腫になった場合は、再発ではなく新しいガンと診断される。
 ③ 経過観察中の検査は保険診療であるが、今後は自費の健診扱いとなる。
 ④ 健康な人が様々な生活習慣病などに罹るリスクと同じレベルになった。
簡単に言えば、病人から『健康な人』になったことになります。

続いて怖くて正直な所今まで聞けなかった、『悪性リンパ腫と診断された時は、治る見込みはあったのか?』を聞いた所、やはり『かなり深刻な状態』だったとの事でした。その理由は、腹部内の腫瘍が新生児程度の大きさになっている事が大きな要因との事です。
カルテに腫瘍の大きさが測定不能と書いてあることに関しては、大きさが確かに大きい事もあるが、いくつかの腫瘍が重なり合っている可能性が高いので1つ1つの腫瘍の大きさが測定できない為に測定不能と診断されたようです。

抗がん剤治療の効果に関しては、腫瘍が大きかった為にR-CHOPの治療を行っても寛解出来る可能性は低かったようです。私は告知を受けた際に抗がん剤治療さえすれば綺麗さっぱり腫瘍は消えてしまうという言葉を信じていましたが、確かに4クール後のCTで腫瘍の縮小率が落ちた時は抗がん剤治療後に放射線治療も行うかもしれないと言われたことがありました。私の理解に反して、医療サイドはR-CHOPでは寛解出来ない可能性が高いと思っていたようです。
この様な状態で寛解出来た要因は、抗がん剤治療の点滴を受けている際に、『抗がん剤が腫瘍に染み込むイメージを持ちながら治療を受けていた』成果かもしれません! 全く、根拠はありませんが、この思い込みは効果があると今でも信じています。

再発についても聞いてみましたが、ここまで聞けば想像がつくように『間違いなく再発するだろう』的に考えられていたようです。そしてその根拠は、ここまで大きな腫瘍になった患者は間違いなく今までは再発をしているからのようです。今回わたしはそのジンクスを破った訳ですから、その話を聞いてちょっと気分が良かったです。

最後に治癒率に関しても教えて頂きましたが、CHOP療法に加えてリツキサン治療が認可されてR-CHOP療法が確立してからはかなり治癒率はあがったと言われていました。
悪性リンパ腫の種類は50種類以上あり、更に発病した時点でどのような持病があるのかや、年齢や体力など患者個々人の条件によって治癒率は大きく変わると以前説明を受けたことがあります。以前のブログにも書きましたが、ガンに勝つ為にはガン以外の持病を持っていないことも非常に重要なファクターだと思います。

今回やっと完治という診断を頂いた訳ですが、手前味噌になりますがここに至るまでには5年間に渡る地道な努力をしてきたからだと自負しています。治療時の悩みや苦しみ、寛解後の見えない敵である『再発』と戦うもどかしさは、今までのブログに書いてある通りです。特に寛解して暫く経つと、後4年以上この生活をするのかと思うと暗い気持ちになりました。

今まさに悪性リンパ腫をはじめとしたガンの経過観察中の方々は、わたしの様に最悪な状態でガンが見つかっても、諦めずに完治できる事を信じ、日々の療養生活を地道に続ければ完治できる可能性が十分にあると思ってください。
何よりも、ここに一人実現できた人間がいるのですから、他の人が出来ない理由はありません。

そして今は元気な方は、身体に無謀な生活習慣を続けていれば必ずそのツケは戻って来ると考えた方が良いと思います。それも頼みもしない大きな利子までも、もれなく付いて戻ってきます。病気になってからでは、仮に治っても失うものが多過ぎることも考えて見てください。
長年築いてきた仕事、何よりも貴重な時間、保険が使えてもバカにならない医療費、サラリーマンの場合は毎月の収入さえも失ってしまいます。更に取り返しのつかない事に、健康であった時と同じ身体は間違いなく戻ってきません。そして最悪の場合は、ご存知の通り命までも失います。
実際に体験をしてみないと理解が出来ないかもしれませんが、もしかすると明日にはあなたに降りかかってくるかもしれない災難です。

『完治』という診断を手に入れるまでに自分は当然大変苦労をしましたが、家族も同様にそのとばっちりを受けている事も忘れてはいけないと思います。そして家族の助けがなければ、完治や寛解はおろか治療さえも継続できなかったと思い、家族の協力にも大変感謝をしています。

更に経過観察中の診療サポートをして頂いた田園調布中央病院の成瀬院長、抗がん剤による免疫低下などの副作用対策に製品サンプルを多数ご提供頂いた大和薬品様など、多くの方々からのご支援を頂いた事も完治を迎えられた要因であると感謝しております。

最後になりますが、抗がん剤治療により腫瘍は確かに消えましたが、身体へのダメージは5年経った今でも確実に残っています。今でも疲れると手の痺れが出ます。また気温の変化に身体が対応できない事やストレスに異常に敏感になったなど、抗がん剤治療後は様々な不調を抱えて生きていかなければなりません。見た目は健康に戻っても、病気をした事実は身体に残っています。
今回の辛い経験から、今後も新たなガンや生活習慣病にならない様に、せっかく変えた生活習慣が元に戻らないように気をつけて行きたいと思います。

一つ忘れていましたが、抗がん剤治療を行った人は、フルマラソンは心臓に負担がかかるので残念ながら参加出来ないとの事でした。
出場予定は全くありませんが、残念。。。(笑)

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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プロフィール

おしゃべり天使

Author:おしゃべり天使
1962年生まれのしし座♂。
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2010年1月に、悪性リンパ腫(血液のガン)のステージ4と診断される。
R-CHOP療法を中心とした化学療法で、2010年6月に完全寛解。
必ず再発すると医師は予測していたが、生活習慣の改善と代替療法で再発を防止して2015年6月に無事に5年間で完治。

闘病生活で得た再発予防の知識とノウハウを、多くの方々に知って頂く為にこのブログを始めました。
このブログの趣旨・説明は、『プロローグ』に書いてありますのでご覧ください。

おしゃべり天使へのご質問・お問合せは、以下までお送り下さい。
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